井上匡子/神奈川大学教授
GBV被害者支援者が法制度のどのようにむきあうのかを理解する。個々のケースで法制度を使いこなすと同時に、そこでの成果を制度の改革へつなげていくという支援者の役割を学ぶ。
町村泰貴/成城大学教授
裁判手続と裁判所の制度を説明し、刑事裁判と民事裁判のそれぞれでできること、家庭裁判所でできることのあらましを紹介する。
裁判制度に関わる専門家として、弁護士、警察と検察、その他の士業、法律専門家、そして裁判所の中で働く調査官や書記官の役割にも触れて、被害者やその支援者が誰に何を求められるのかを明らかにする。
嘉藤 亮/神奈川大学教授
国と地方公共団体における行政組織の全体像と役割について
片桐由喜/小樽商科大学教授
⽣存権〜社会保障制度はどうあるべきか、各制度・機関について
国籍・在留資格・入管・日本にいる外国人はどんな人たち
地方自治の意味・国と地方公共団体の役割分担について
北仲千里/広島大学准教授
「法律」は誰がどのように決めているのか、社会の⼤切な決定や判断はどんなふうに変わっていくのか。「審議会」「与党・野党」「政令」「通知」「違憲判決」とは
「地⽅⾃治体」とは何か、「地⽅公共団体」の種類と仕事、「国」との関係について知る
辛淑玉/のりこえねっと
「比べてみたら、びっくり -日本の普通・他国の普通-」
女性ネットSayaSaya
ワークショップを通じてジェンダーについて考える
「ジェンダー」とは何か。現代のジェンダーを分析・考察する⾒⽅を得る。
ジェンダーベイスト・バイオレンスの基礎知識を得る
風間孝/中京大学教授
高島智世/金城大学准教授
セクシュアリティ(性)の問題を分析・考察する見方を得る
林 夏生/富山大学准教授
SOGI,LGBT問題の基礎知識を得る
大賀一樹/NPO法人共生社会をつくる性的マイノリティ支援全国ネットワーク共同代表理事
LGBTQ+をはじめとしたセクシュアル・マイノリティはもちろん、SOGIやジェンダー・セクシュアリティなどの「多様な性」についての知識を得ることで、性のグラデーションとスペクトラム(連続性)を意識した相談支援の枠組みについて考察することができる
近藤恵子/全国女性シェルターネット理事
(1)女性支援の必要性・意義、(2)女性支援の理念を学ぶ。
石本宗子/社会福祉士
ジェンダーの視点から相談者の状況を把握し、⼆次被害を起こさず、エンパワントにつながるための相談の基本的な態度、留意点と、基本的な対応を学ぶ。
社会資源とは何か、社会資源を活⽤するということはどういうことか、社会資源の基礎知識を得る。
事例をもとに、ワークやロールプレイを通じて相談の受け⽅の基本を演習する。
浜谷典子/女性ネットSaya-Saya
相談記録の書き⽅を学ぶ。
松本和子/女性ネットSaya-Saya共同代表
山崎菊乃/全国女性シェルターネット・女のスペースおん
DVを、GBVにもとづく、抑圧的な社会構造の問題から理解するとともに、具体的な事例をもとに、様々な暴⼒を使った⽀配を考える。
工藤宏子/臨床心理士、公認心理師
DVによりもたらされる子どもへの影響を理解するとともに、支援現場で見る子どもたちの実情を知る。
DVは本人、子ども、親族、支援関係者など広範囲に被害影響をもたらし地域社会の安全を脅かす。社会全体に及ぶ被害実態を考える。
千野洋見/公認心理士、精神保健福祉士
DVの構造を社会的側面および支配(パワー)とコントロールの観点から学び、加害者の元から離れられなくなるDV被害者の心理を学ぶ
トラウマケアとサポート
沼崎一郎/東北大学大学院教授
DV加害者はなぜ暴力を「選ぶ」のかについて考える
山口のり子/アウェア代表
加害者の実体を知ることで、DVは「力と支配」であり、GBVであること、加害者プログラムは被害者支援として行なわれるべきであることを理解する
山本恒雄/社会福祉法人恩賜財団母子愛育会 愛育研究所 客員研究員
加害者プログラムは被害者支援として行なわれるべきであることを理解する
性暴力の定義、社会の受け止め方、性暴力被害者支援とは
金 波/大阪府地域・青少年課 治安対策課/もふもふネット
「境界線」「感情」のワークを通じて性暴力について考える
斎藤 梓/上智大学准教授
ぱっぷす
性暴⼒が起きるプロセスと、加害者はどのような状況や関係性を利⽤して相⼿をコントロールしていくか。エントラップメントや地位関係性における性暴⼒、迎合反応やグルーミングなど。
金子雅臣/一般社団法人職場のハラスメント研究所 代表理事
藤岡淳子/一般社団法人もふもふネット代表理事
性暴⼒加害者は、どんな⼈たちなのか。なぜ、どのように加害を⾏うことになってしまうのか。性加害を防⽌する策とは。セクハラ問題の加害者たちとは。
小川たまか/ライター
性暴力をめぐる社会の認識の変化や世界の動き、反発など、性暴力をこの社会の人々がどのように考え、どんな意見がぶつかり合っているのか等について知り、考察できるようになる。
後藤弘子/千葉大学理事・副学長
性暴力をこの社会の人々がどのように考え、どんな意見がぶつかり合っているのか等について、「性犯罪」の議論を通じて知り、考察できるようになる。
松本伊智朗/北海道大学大学院教授
子ども虐待についての基礎的な視点、知識を得る
阿部弘美/社会福祉士(元児童相談所職員)
子どもの虐待対応や子どもの福祉について、どのような機関や制度があり、活動しているのかを知る
井出智博/北海道大学大学院准教授
虐待が子どもに与える影響と、困難な状況にある子どもの心理支援について考える
戒能民江/お茶の水女子大学名誉教授
DV法がどのような過程で作られ、どういう特徴があるか、また最近女性支援法が作られた背景について知る。
DV法防止法の主なポイント、支援の場での活用の方法などについて知る。
⺠間シェルターで⾏っている⽀援を紹介し、相談、緊急⼀時保護、⾃⽴⽀援、各段階での⽀援について確認する。
池田賢太/弁護士
可児康則/弁護士
離婚の法制度や手続き、別居や離婚後の親権監護権、面会交流など
小西聖子/武蔵野大学教授
DV被害によって被害者とその子どもに起こる、うつ病やPTSDなどの状態や治療について知る。
久保田貞子/DV被害当事者
中野宏美/NPO法人しあわせなみだ 理事
高齢女性、障害を抱えた人々のDV、性暴力被害の特有の状況や支援について考える
加茂登志子/日本PCIT研修センター 代表理事
ジェンダー、ライフスタイルやライフサイクルによる女性の心身の健康への影響を考える。
宮下有希/ソーシャルワーカー
医療機関においてDVを受けている方を発見し、安全を守りながら支援することについて考える
大石由美子/DV相談プラス コーディネーター
住民票、保険証、子どもの学校等、様々な通知の活用や配慮によってDV被害者が安全に避難し、新しい暮らしを始めていくまでの方法について知る。
山岸素子/NPO法人 移住者と連帯する全国ネットワーク理事・事務局長
外国人女性への DV と母子支援について特に知っておくべき知識や、支援の 方法について知る。
原ミナ汰/NPO法人 共生社会をつくる性的マイノリティ支援全国ネットワーク
LGBTQの人々のDVや性暴力の状況や相談支援について考える
BONDプロジェクト
若草プロジェクト
若年女性を取り巻く現状と支援のあり方
木田秋津/弁護士
子どものための司法面接とは何か。日本における協同面接としての運用と課題について知る。
秦 直樹/社会福祉法人 常徳会理事長
児童養護施設とそこで暮らす子どもたちの実情について知る
佐藤⾹代/弁護士
子どもが当事者となる法律問題(虐待、いじめ、学校事故など)への弁護士としての支援を考える
平谷優子/弁護士
須田布美子/弁護士
刑法の性犯罪の考え⽅、その⼿続きや枠組み。警察に行くとどういうことが行われるのか。
加藤治子/性暴力救援センター・大阪SACHICO理事長
河野美代子/河野産婦人科クリニック
性暴⼒被害の相談者に対して、産婦⼈科、精神科、心療内科などで行われる支援
中絶の法制度についての知識を得るとともに、予期せぬ妊娠の相談支援で必要な知識や視点を得る。
セクシュアルハラスメントの概念の歴史や実態、構造、パワハラとの関係など
岡村晴美/弁護士
法、概念、職場や学校での対応の責任や対応方法について知る
デジタル性被害、AV強要の実情を知り、それに対してできる支援方法を知る
佐藤浩子/支援コーディネーター/スーパーバイザー
ワンストップ支援センターの現状・急性期から過去被害迄の支援の仕組み/公費負担(医療・司法・相談)と課題
本多玲子/フェミニストカウンセラー
事例をもとに、被害者⽀援の計画を考える
村本邦子/立命館大学教授
性暴⼒・DVの被害に遭うとはどういう経験なのか、それに対して⽀援者はどのようにかかわっていけばよいのかについて考える
北仲ほか/広島大学准教授
グループワークによって、必要な対策・政策を考える